2017年09月17日

読後感想 「奇跡の脳―脳科学者の脳が壊れたとき」 ジン・テイラー著

脳解剖学者の著者が自ら襲われた左脳の脳梗塞により自分自身に起こったことを回復後に回顧しながら冷静に分析し自分の脳に起こった変化とそれに伴う意識や思考の変化を生き生きと記述しています。
そして後半では、左脳に損傷を受けたことにより右脳がどんな役割をしてその働きがどれほど素晴らしく人が社会の中で生きていくためにどれほど重要かを述べています。
右脳は芸術や感性をつかさどる脳だとは言われていますが、著者によると普段は左脳が右脳が持つ意識や感性を論理性によって抑え込んでいるようです。
普段思考するとき頭の中でいろんな言葉が出てきませんか?また何もしていなくて自分の中のもう一人の自分と会話していませんか?
その会話は過去や未来への不安や不満であったり他人への嫉妬、お金、生活、など自分を中心に語られていることが多いと思いますがそれこそが左脳の活動のたまものです。
一方右脳は、世界や宇宙との一体感や他人への共感、そしてその一体感からくる幸福感をもたらすと著者は述べています。
これは今ブームになっている瞑想の考え方の基礎になっているのではないでしょうか。
瞑想中いろんな思考が言葉がでてきもそれを受け流し、自分の呼吸や皮膚感覚に集中し今現在のみを感じるというのは、左脳の活動を一時的に低下させ右脳を活性化することで、著者が脳梗塞という物理的な現象により強制的に左脳が受けた活動の低下を、意図的に作り出していると解釈できます。
本書を読んで私はとても幸せな気持ちになりましたし、人の可能性のすばらしさを再認識できとてもポジティブな気持ちになれました。
睡眠の大切さも知ることができましたし、宇宙との一体感というものを人は誰でも感じることが可能であるということも学びました。
そして意識とは何かといつも考え続けていますが、それにわずかですが手がかりを得たようにも感じます。
人を思いやる心を自分も持っていることにも気づかされました。
また、教育において安全と親しみがなぜ重要かを脳神経科学の見地から明確に教えてくれました。
それは、偏桃体で恐怖や怒りの反応が引き起こされると脳は海馬で新しい情報を記憶することができなくなるからです。

訳者はかなり力をいれて訳しているみたいで前半は非常に読みやすくすらすらと文字が進みますが、後半はおそらく原書のせいもあるとは思いますが、抽象的な記述が多くなり特に15章くらいからはわかりにくい日本語に変わってしまい読みにくく感じました。
とはいえ、特に40代以降の人生に迷いを感じている方たちに絶対おすすめの一冊です。

posted by ぼようち at 18:24| 東京 ☔| Comment(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月11日

映画「ブルーラグーン」

昔見たブルック・シールズの『青い珊瑚礁』の続編映画です。
内容的に同じような感じで、無人島に若い男女が流れ着き恋に落ちるという話ですが、二人がその後どういう選択をするのかというところが前に見たものと違う気がします。

posted by ぼようち at 23:48| 東京 ☁| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月09日

読後感想「これからの世界をつくる仲間たちへ」 落合 陽一/著

参考になった部分もあるし、それは違うと思うと感じた部分もありました。
自分へのメモもかねて書きます。
子供の時にプログラミングをかけることにあまり価値はないという意見、大賛成です。
プログラムが書けても何の価値も生み出すわけではないという意見、賛成。
意識だけ高い系の人には何の専門性もないという意見、賛成。
ガッツとか気合いとかレッドオーシャンだからそこで勝負しても無駄、賛成。
頑張る、努力は、寝ずに動き続けるコンピュータには負ける、賛成。
人に必要なのは、モチベーション、コンピュータにはこれがない、賛成。
魔法をかけられる側ではなく魔法をかける側になれ、賛成。
いままでマネジメントという中間的な位置で食べていた人たちの仕事は必要なくなる、賛成。
その人にしかわからない暗黙知や専門的知識にこそリソースとしての価値がある、賛成。
抽象的なだけのリベラルアーツは力をもちにくい、反対。
メカニカルアーツこそコンピュータで代替できると思うから。
現代の魔術は誰かが必ず中身を知っている、賛成。
現代の資本主義社会では、物理的なリソースではなく人間が最大のリソース、賛成。
なすべき問:
それにより誰が幸せになったか
なぜ、いまその問題なのか。先人ができなかった理由は。
過去の何を受け継いでそのアイデアに到達したか
どこに行けばそれができるのか
実現のためのスキルは他の人が到達しにくいものか
上記5つにこたえられればそのテーマは価値がある、賛成。
考えたことの意味を言葉や実装で説明する努力をする、賛成。
コミュニケーションで大切なのは語学的な正しさではなくロジックの正しさ、賛成。
自由に時間を使って思い通りに戦えていること自体が幸せ、賛成。
重要なもの:
言語化する能力
論理力
思考体力
世界70億人を相手にすること
経済感覚
世界は人間が回しているという意識
専門性
以上が重要、賛成。
 こうやって並べると、書いてあるほとんどのことに賛成ですね。
唯一リベラルアーツの部分に関しては意見が違って専門性が重要であるとともにさらにその専門性の幅を広げるためにも、そして魔法使いであるためにも教養は必要であると思います。
専門性からリベラルアーツ部分をできるだけ多くそぎ落とした究極がAIのやっていることですから。



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2017年08月27日

読後感想 「壊れた脳生存する知」 山田 規畝子著

モヤモヤ病を患い脳出血を繰り返した医師が著者です。
医師という職業ということもあり自分の病気について詳細に書かれています。
特に高次脳機能障害という聞きなれない障害についてわかりやすくしかも体験した人にしか書けない話が
興味深かったです。
大学の教養の講義で高次脳機能障害という言葉だけは聞いたことあったのですが、具体的にどういう症状かということは本書で初めて知りました。
これを読んで、最新の二足歩行ロボットとかディープラーニングと言われている人工知能について思いをはせました。
最新のと言いつつ3歳児がやっていることもできない。平らなちょっとした凸凹もないようなフラットな床なら腰を引いたような動きでそろそろとは歩けますが、でこぼこや物が落ちているだけで転んでしまう。階段を一段飛ばしでなんて歩けないロボットはきっと人間でいうところの高次脳機能がない状態なんだろうと思いました。
最新のAIを見ていても、将棋は囲碁は人間に勝つことができても簡単な認知機能すら3歳児にすらはるかに届かないのは、きっと高次脳機能が全く備わっていないからのように思います。
話が脱線しましたが、著者は脳に障害を負いながらも子育てと仕事を積極的にこなし本書を書きあげました。
 一つ驚いたことは医師免許というのは本人がどのようになっても取り上げられることも停止されることも制限を加えられることもないことです。
著者のように脳に障害を追えば手術はもちろんできないし患者への注射だって事故を起こす可能性があるわけで、もちろん著者は自分自身で自粛はしていますが理論的には医師免許が有効なので手術も投薬も注射も可能です。
医師免許も自動車免許などと同等に更新すりょうにして、しかもいくつかの区分に分けるようにしてはどうかなと思いました。
バイク、小型、普通自動車、大型車とかわかれているように、手術可能、処方のみ可能、内科診察のみ可能とかわかれていて、例えば医師が体や脳に障害を負ってしまえばその医師が安全に患者の病気に対処できる範囲の免許のみにライセンスを書き換えるとかやる方がいいのではないかなと思いました。

posted by ぼようち at 11:40| 東京 ☁| Comment(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月26日

読後感想 「科学的に元気になる方法集めました」 堀田 秀吾著

様々な科学的な研究の結果、実際に元気になると認められた方法のみを集めてわかりやすく紹介してくれる本です。
どこの研究機関で研究されてどのような論文になっていたかも書かれているのでいかがわしい健康情報とは違いある程度は信頼できる方法ばかりです。もちろん科学的に研究され論文になっていることでも後で覆されることもしょっちゅうありますから、そこは差し引いて考える必要はあります。
何より文体や書籍の構成が読みやすく、読んでいるだけで元気になれそうな気分にさせてくれる本です。

posted by ぼようち at 10:34| 東京 ☀| Comment(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月20日

映画「ホワイトハウスダウン」

アクションに次ぐアクションの手に汗握る展開でした。
ホワイトハウスが乗っ取られ国の権限を奪還されそうになるのですが、最後にどんでん返しがあります。
そしてお決まりのハッピーエンドですがエンタテインメントとしてみれば楽しかったです。

posted by ぼようち at 11:35| 東京 ☁| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月19日

映画「クリムゾン・タイド」

この映画見たのはたぶん3回目です。
米軍の原子力潜水艦を舞台にした手に汗握るストーリーです。
民主主義国家の軍隊はシビリアンコントロールされており政治家が軍のトップに立っています。
しかし現場ではどうしても納得できない命令がトップから出されたときどうするか?
軍隊とは上からの命令を絶対的に守らなけらばいけない、なぜならトップは全体を見て判断しているが
現場はそのローカルな部分だけしか見えていない。
この映画と逆に現場がミサイルを発射すべきと判断して現場が勝手に暴走するということもありうるわけで
どういう判断にせよ現場はトップの指示を守らなくてはいけないんです。
ではトップが愚かだったらどうするか。戦
答えはわかりません。
そしてしばしば勘違いされるのですが、軍隊や自衛隊は戦争をやりたがっていると、それは間違いです。
そんな自分の命が脅かされたりするようなこと絶対やりたくないのが軍隊や自衛隊です。
戦争をやりたがるのは戦争に行かなくて済む政治家やお年寄りばかりです。
映画の感想から話がずれてしまいましたが、この映画を見ながらそんなことを考えました。

posted by ぼようち at 17:33| 東京 ☀| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月18日

映画「硫黄島からの手紙」

渡辺譲の主演です。
先日みた「父親たちの星条旗」の日本側からの視点で描かれている映画です。
こちらの方が戦闘シーンも多く悲惨なシーンがあり戦争の悲惨さはより強く描かれていました。
日本の指導者たちの愚かさと現場の兵隊たちの無念さを感じられる映画でした。


posted by ぼようち at 18:09| 東京 🌁| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年08月15日

映画「父親たちの星条旗」

クリントイーストウッドのこの映画ずっと気になっていたのですが、お盆休みでやっと見る時間ができました。
日本と米国の視点から描いた二つの作品の米国視点の方です。
戦争とは殺しあい、それは皆わかっています。だからこそヒーローを作らないといけなし、国のため家族のためという大儀がないと殺し合いなんてとてもできない。
それは当時も今も全く同じですね。
人の命だけは取り返しがつかないだからこそ戦争というものが成り立つんですね。
もし人の命が簡単に取り戻せるなら戦争なんてやっても何の意味もないので、逆説的ですが平和がおとづれるでしょう。
命が大切だからこそ戦争に意味があるというのは悲しい現実です

posted by ぼようち at 17:42| 東京 ☔| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

テレビ「NHKチョイス 続若返りトレーニング」

年をとるとちょっとひねっただけで骨折なんてこともあります。
そんなけがを防ぐためのチョイスを紹介してくれました。
そのようなチョイスの一つとして筋トレが重要だそうです。
けがを防ぐためには3つの力が重要
1)筋力
2)バランス力
3)瞬発力
これらを鍛えるトレーニングを紹介していました。
posted by ぼようち at 16:23| 東京 ☔| Comment(0) | テレビ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする