2017年07月17日

読後感想「キャリア官僚の仕事力 秀才たちの知られざる実態と思考法」 中野 雅至/著

安倍政権が長期化してきて求心力が落ちてきている気がしますが、その典型が最近の文部科学省を含む学部許認可のごたごたです。
官邸に対して元事務次官や現役の官僚が反旗を翻しています。
そんなニュースを見て前から興味があった本書を開きました。
そうするとなんと、以下のような記述を発見し驚愕しました。
P163 ”与党の有力政治家の逆鱗に触れたりすると、権限や権力のない役所や官僚は一瞬にして吹き飛ばされてしまう可能性があるのだ。” っていう記述、まさに今の文部科学省に当てはまっていそうです。
この本が書かれたころより圧倒的に官邸が力を持っているから人事異動で文科省は大変なことになっていそうですね。天下り先も全部取り上げられてしまいそう。圧倒的な力(政治)で行政(官僚)の反抗する気力を奪ってしまいつつあるのでしょうね。

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2017年07月09日

読後感想「サバイバル登山家」 服部文祥著

私は登山はしませんが登山やキャンプにはあこがれていて想像だけは膨らませているのですが実際に屋外に行けば汗をかくし虫もたくさんいるシャワーも浴びられないと不快なことも多く萎えてしまいます。
そんな私がタイトルにひかれて手に取ったのがこの本です。
食料や装備をできるだけ持たないようにして現地で食べ物を調達しながら山を登っていくというスタイルに魅力を感じるとともにどのようなサバイバル術を知ることができるだろうかとワクワクしながら読みました。
しかし残念なことに読み進めていくとともにその期待は裏切られてしまいました。
というのも、食料調達といってもほとんどが川で岩魚をとることに限られますし、それ以外のわなで獣を取ったりという記述はほとんどなく山菜、カエル、岩魚ばかりでした。
実際の山に入れば簡単に手に入るのはこれらの食物だけということも言えますし、あるいみ著者は正直に書いているともいえるのでその点は仕方ないかなと思います。
ただ、もっと残念だったのは山で出会った他の登山客にお菓子や食料を恵んでもらえないかとか実際に拾ったあめをたべたり食べ物を恵んでもらったりしている記述です。
そんなことするなら持っていけばいいのにと思いますし、サバイバルというなら他人に恵んでもらうなんて考えないでほしかったです。
雪山の登山の話は手に汗握り、一気に読み切って楽しめました。
文体が妙に詩的な表現をちりばめていたり、もってまわったまどろっこしい記述になっているのは著者の癖でしょうか。
ノンフィクションの書き物として、もっとストレートに事実を書いた方が読者には響くのではないかと思いました。
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2017年06月29日

読後感想「超AI時代の生存戦略 <2040年代>シンギュラリティに備える34のリスト」 落合 陽一/著 大和書房

タイトルにはAIとかシンギュラリティとありますがそれに限らずこれからの社会がどのように変化しそれにどうやって対応していくことが必要かを書いたある種のビジネス本のような様相も呈している。
いま社会や個人の生活の中に急速にコンピューターやデジタル機器が入り込んできてそれが目に見えなくなってきている。
また企業と個人の関係、社会と個人やコミュニティーとの関係にも”計算機”が入りこみとても自然な形でシームレスに関係性の間に溶け込んでいるように見えます。
そのような変化に抵抗しようがしまいがこの流れは必然で避けようもないものですが、そいう近い未来(いやもうすでに今でも)に個人はどのように働き、コミュニケーションをとりコミュニティーに属するのかそれに対して非常に現実的な解を示しているように私には思えました。
ただし、筆者は日本に住み日本の大学で研究者をしているので、物の見方が非常にローカライズしているようには思えます。
海外にしょっちゅう行っているし滞在もしているという反論が著者にはあるかもしれませんが、例えば中国やアメリカでは日本人が感じているような閉塞感やシンギュラリティーによるディストピアといった感覚は少なくとも一般の人にはないし、むしろ日本の高度成長期のような明るい未来を信じている人が圧倒的に多いように感じます。
そのような観点からも、本書はこれから人口が減少し、高齢化に向かい、経済的にすでに停滞あるいは衰退している最中の日本に非常にローカライズした内容だと言えないこともありません。
したがって本書があたかも一般的な人類全般が直面することというような論旨で書いている内容も決して一般的ではなく著者の属するコミュニティーから見える風景の近未来を示唆したものにすぎないということは注意しておく必要があると思います。
しかしながら実際に日本に住む我々が著者の言うような社会に直面することは確かであり、本書の提唱する生存戦略が実態をもって迫ってきている感覚をもうすでに感じざるを得ないのも真実であります。

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2017年05月22日

映画 「愛を読むひと」

大人の恋愛映画です。主演女優はタイタニックのケイト・ウィンスレットですがタイタニックの時の役とこの映画でのウィンスレットはどこか重なるところがあります。
若く激しく燃え上がるが未熟な若い男性と大人の女性ながら言えない秘密を抱え、ある意味純粋な心を持ったウィンスレット演じるハンナとのはかなく深く悲しい恋愛の物語です。
途中からの急展開ともうこれで物語も終わりかなと思ったら最後の最後にあと1シーンありました。
でもあの最後のシーンは必要なかったのではないかと思いますし、あのシーンがまだ理解できな私は未熟なのでしょうか。

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2017年04月24日

読後感想「エンジニアになりたい君へ 理工系学生のためのキャリア形成ガイドブック」 森實 敏彦/著

うーん、これを読んではっきり言って希望をもてる高校生や大学生はいるのだろうか?
むしろブラックな業界の空気が感じられてしまいます。正直に書いているからともいえないこともないですが、そういう意味では著者のいるような業界のエンジニアはブラックになりがちなのではないかと思います。
今の時代のエンジニアが活躍する場所は著者の書いているような、自動車や宇宙・航空分野だけでなく、人工知能や機械学習、ビックデータ、IOT、そして金融やコンサルタントなどもっと多岐にわたっていますし、
後者の方が華やかで一般的に年収も高く技術者としてより高度で難易度の高い最先端の分野のように思います。
自動車や宇宙・航空関連で研究開発に携わったりするなら、例えばJAXAとか経済産業省、防衛省、産業技術総合研究所のようなところをまずは目指す方がいいと思います。
つまり一番上流のお金を出して発注する側なら、締め切りに追われたり細かい仕様変更を押し付けられることもないし、お金も潤沢にありますから最低限のことさえしておけば比較的自由に自分のやりたいことも
できます。しかも公務員なら年を取ってエンジニアとして第一線にいなくても社会的地位のかなり高いポジションにいられます。キャリア公務員なら局長もありえますし。エンジニアでもキャリアで国家公務員になれば
現場のエンジニアより一段高い場所にいれると思います。
定年後は大学の教授や大手メーカーの顧問や取締役になってそこでまた好きなだけ研究・開発もできますし。
実際に本書に出てくる体験談には、三菱重工のエンジニアから本書の著者の会社の取締役に50代で天下っている例がありますが、これが中小メーカー出身者のかたならどんなに技術力があっても同じキャリアは歩めないと
思います。エンジニアは現場で技術を極めれば幸せだという一面だけを強調しすぎたのが今の日本でエンジニアの地位が低い理由だと思います。
現場を極める=ずっと人に使われる立場にいるということも言えますから。
折角エンジニアになりたい君へというタイトルをつけているので、もっと広くエンジニアが幸せになれる業界や仕事を紹介してもいいのかなと思います。
私の経験では、工学部の方は東大・京大など一部の大学を除けば、工学系から公務員へとう選択肢すらあまり知らなかったり、情報がなかったりするのでもっと知ってもらうことは大事かと思います。
また最近なら日本企業に限らず、Facebook, Apple, Google, Microsoftなどの企業も大量にエンジニアを雇っていますし、そういう企業も紹介しないといけないのではないかと思います。

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2017年04月23日

読後感想「マンガでやさしくわかるアドラー心理学 2 実践編」

前作に引き続きアドラー心理学の実践編を読んでみました。
実践編ということで前作のようにアドラー心理学とは何かという漠然とした話からぐっと具体的な実生活に役に立つ話が沢山あります。
アドラー心理学の7つの発想法、そして自分のライフスタイル(性格)の分類、劣等感とか焦り・不安との付き合い方、主張の種類と方法、そして勇気づけの方法と実際に職場や家庭で直面する場面を漫画で描写して、その後に文章で詳しく説明しているスタイルです。
マンガとタイトルにありますが、アドラー心理学に関する詳しい解説は文章で書いてありますし、それなりに本格的な記述なのでじっくり読む価値がありました。
気になる記述を手元のメモに書き写して生きていく上で迷ったときに参照にしようと思います。
posted by ぼようち at 19:04| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年04月01日

映画「キャプテン・フィリップス」

ソマリア沖で海賊に襲われた貨物船とさらわれた船長を救い出す手に汗握る物語です。
圧倒的な武力をもってしても一人の命を助けるのがどれだけ大変かがわかる映画です。
トム・ハンクスが主演です.

posted by ぼようち at 16:31| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月20日

映画「スフィア」

不思議な感じのSF映画です。閉じ込め系の狭いところで話が進展する映画です。
潜水艦とか宇宙船とかこういうの不安になるんですよね。
今だったらああいう交信は人工知能が相手かもしれないですね。
そう思うと人工知能と異星人は区別がつかないです。
最後の落ちは安易な気がしなくもないですが不思議な余韻は残りました。

posted by ぼようち at 14:46| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月11日

読後感想 「疲れない脳をつくる生活習慣 働く人のためのマインドフルネス講座」 石川 善樹/著 プレジデント社


最近長時間労働や過労死の問題にたいして社会的な関心が高まっています。
働いている時間いがいでもスマホでSNSやったりニュースや情報を仕入れたりと起きている間は常に何か頭にインプットしたり考えていたりして脳が疲れ果てているような気がします。
一日24時間というのは変わりないのに仕事では業務量が格段に増えているうえプライベートでも朝起きてから寝るまでずっとスマホをいじっているような生活ですと脳が疲れるのも仕方ないです。
そんな生活を長く続けると、脳の活動能力も落ちてかえって効率が悪くなりさらに脳が疲弊するという悪循環に入ってしまいます。
このような循環から抜け出すためにも、本書に書いてあるような瞑想や姿勢を正したウォーキングを行い、そして糖をうまくコントロールするような食事に気を付ける必要があります。
そうやって脳を休息させれば思考がクリアになり物事がクリアに見えるようになります。
私もまだ生活習慣の一部を変え始めたばかりですがそれでも、大げさな言い方ですが世界が再び輝き始めたような気がします。
学生の頃の日々自分が成長しているな実感を中年になってからでも再び味わえる素晴らしい方法です。
もっと早く本書を読んでおけばよかったと悔やみますが、それでも今であえてよかったと思います。

posted by ぼようち at 12:28| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年03月05日

花粉症と映画

花粉症の季節は映画好きにとってはきついですね。
映画館で鼻をかんだりくしゃみをしたりしては他のお客さんの迷惑になるしかといって鼻がつまったり鼻水が出ては映画に集中できません。
たまに映画館の中で全く花粉症の症状の出ないところがありあますが、ひょっとして空調で空気をきれいにしているのでしょうか。
この季節映画館も空気清浄していることを売りにしてもいいような気がします。
posted by ぼようち at 11:24| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする