2018年04月13日

読後感想 「使える!確率的思考 (ちくま新書)」 小島 寛之 (著)

順列組み合わせや確率の計算は、高校までの数学で簡単なものは習いますが、問題の設定が普段の実生活とはかけ離れています。
しかし実際の生活では、いろいろな判断を迫られる場面で確率や統計的な思考を無意識に行っていることが多いです。
そう思うと、学校で習う数学で一番実生活につながっているのは確率とか統計ではないかと思います。
そんな統計を数式を使わずに平易に解説したのが本書です。
宝くじって買ったら損なの?得なの? 手術の成功率を調べたけど、自分や家族が手術すべきかますますよくわからなくなった、などなどなんとなく統計に関係しそうなんですが、よくわからないという経験は誰でもあるはずです。
本書を読めばそういうよくわからないことに対する考え方がはっきりわかります。
著者が数学者ではなく、経済学者っていうところも本書が分かりやすい理由だと思います。


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読後感想 「キッパリ!―たった5分間で自分を変える方法 (幻冬舎文庫)」 上大岡 トメ (著)

サクッと読めて、元気になれる本です。
ベストセラーになった本を今は文庫で読むことができます。

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2018年03月25日

読後感想 「先生、それって「量子」の仕業ですか?」 大関 真之 (著)

最近量子コンピューターが話題になっています。アイデアは数十年も前からあったようなのですが、近年新しいタイプの量子コンピュータが考案されたり進展があったようです。
量子ってなに?という疑問を解りやすく解説しているのが本書です。
物語仕立てで非常にわかりやすく書かれていて、本書を読み終われば少なくとも量子ってどういうものかという
イメージはつかむことができます。


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映画「フライトゲーム」

テレビで初放送ということで、録画して見てみました。
最後に犯人があいつだったのか!というどんでん返しもあり適度にアクションもあり途中飽きることなく一気に見ることができました。
見た後に爽快感が残るかと言えばそんなことはないのですが、休日の午後にまったり見るには悪くない映画です。

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2018年03月17日

読後感想 「母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記」 松浦 晋也 (著)

40代、50代で親と離れて住んでいるあるいは同居しているけど自分は仕事で忙しくしているが、両親はそれなりに元気に老後を楽しんでいると思っている人、絶対に読むべきです。
漠然といつか両親の介護の問題はあるかもとか、でも病院で亡くなるのかなとか、介護施設でなんとかなるかもとか、兄弟姉妹のだれかが考えてくれるだろうとかそういう風に考えて逃げていませんか。
両親がもしこうなったらこうするというような可能性をシミュレーションするだけでも構いませんので考えておくことが重要だと感じました。自分の住む町、両親の住む町にどんな介護施設がどこにあるのか知っている人はどれだけいるでしょうか、まして公的な介護支援にどんなものがあるのか把握している人なんてほとんどいないと思います。
本書を読んで思ったことを箇条書きする。
著者は壮絶な介護の体験をして、それを赤裸々に書いていますがこれはまれなことではなく誰にで起きる可能性があるということ。
著者のように50代独身男性は将来誰が介護してくれるのか? 自分である程度準備しておくべきなのか。
人間余裕があるから人にやさしくなれるということ。
子育てとの共通点も多い。子育てしてると自分がトイレに行く時間すらないときがある。
困ったときは、地域包括支援センターに相談。
暴力なんてと思って言っても、余裕がなくなり、密室ではだれでも暴力をふるう可能性がある。
会社の同僚、部下、上司、身近な人どんな人でも介護している人には配慮する。
自分は介護なんていらない、ぽっくりいくから、なんて言っててもそれは本人が決められないこと。

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2018年02月18日

読後感想 「なぜコンピュータの画像はリアルに見えるのか」 梅津 信幸 (著)

テレビやスマホを日々眺めている現代人はコンピュータが処理する画像を毎日必ず目にしているはずです。
しかし、実際にコンピュータはどうやって画像を処理しているかとかどんな処理を行っているかを知っている人は少ないと思います。
本書は素人にもわかりやすくコンピュータが行う画像処理につて解説しています。
コンピュータグラフィックスや画像処理の解説について今まで読んだ本の中で一番わかりやすかったです。
posted by ぼようち at 18:02| 東京 ☀| Comment(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

読後感想「不安な個人、立ちすくむ国家」 経産省若手プロジェクト (著)

もともとはWEB上で公開された資料が話題になりその資料に対する反響やそれを題材に解剖学の養老さん富山さん、東さんなどのいわゆる知識人との対話がまとめられて書籍化されたものです。
さらにこのプロジェクトに携わった経済産業省の若手たちへの軽めのインタビューが載せられいてます。
私が率直に感じた感想は、確かに若い役人たちは日本の将来を真剣に憂いているし、勉強もし、時間も使って考えているということは伝わったが、何か資料を見ても他人事のような感じが漂う。
具体的にどの部分かというのはわからないが、そう思う大きな理由はこれを書いた官僚たちが自分たちは安全で安心できる場所にいるからではないかと思います。
小さいころから受験などいろいろと努力はしてきただろうがそれはある種非常に恵まれていてそんな環境で育ち、さらにキャリア公務員という地位も社会的信頼も得られる立場に身を置いて、定年までくいっぱぐれることは絶対にないと保証され、さらに老後もその地位にふさわしいポジションが与えれらる可能性が高いし、共済年金も少なくとも生活するには十分が額を死ぬまでもらえるというわけなので、個人としての危機感が全く感じられないからだろうか。
このレポートが例えば外資に買収されるかも、倒産するかもっていうシャープの社員から出てくれば全く同じ内容でももっと響いたかもしれないなと思います。
結局、いま国民は公務員に対してこういうレポートを書いたり天下国家を論じたりすることは望んでいないのではないかと思いますね。
それは政治家がやるべきことだし、お役所は経済産業省も含めて実務家に徹して、やるべきことやらなければならないこと法律に定められたことを間違いなく正しく実行することが仕事のすべてだと思います。
そう思うと、国家公務員のキャリア制度というのはもう必要ないかなと思います。
キャリアに相当する人、役所の幹部は皆、政治任用で任期付きでいいのではないかなと、本書を読みながら感じました。
役人の方には厳しい言い方になりますが、そこまで考えて天下国家を論じてもらわないと響かないですね。
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2018年02月01日

読後感想「神童は大人になってどうなったのか」 小林 哲夫/著 太田出版

タイトルにひかれて手に取ってみました。
神童という響きには何か神秘的なニュアンスを感じますし、子供のころの限られた時期に信じられないほどの能力を発揮するが、その能力は大人になると無くなってしまうということもよく言われます。
本書でいう神童とは主に受験においてものすごい結果を残した人、つまり学校の勉強面において抜きんでた能力を発揮できた人を紹介しています。
逆に言えば、子供のころのすごい才能というのは学校の勉強くらいでしか測れないともいえると思います。
そういう神童が大人になるとどうなってしまったかというのが本書の内容ですが、当然ながら成功する人もいれば落ちぶれる人もいます。その中で、世間に名前を知られていたり目立った結果を出した人が紹介されています。
ただし、今成功してるかどうかの基準が著者の考え方を強く反映していることが読んでいてどうも気になり、あまり楽しめませんでした。
神童ってどんな人だろうって興味ある人にお勧めかと思ったのですが、そこがちょっと残念です。

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2018年01月29日

読後感想 「大人の自閉スペクトラム症 他の人とは「違う」特徴との向き合い方 」 SB新書 備瀬 哲弘/著

ここ数年、一見何事もなく生活しているように見える大人にも発達障害が隠れいていて、そのために本人はものすごく生きづらく感じているということが分かってきました。
それが、本書のテーマになっている大人の自閉スペクトラムというものです。
スペクトラムとは様々な段階が連続的に存在していてどこからが異常でどこからが正常とはっきりと線引きできないという意味です。
例えば、子供のころやたらと先生に怒られたとか一見友達がいるようでも、校外学習ではみんなグループにすぐになれるのに自分は頼んでどこかに入れてもらうことが多いなど思い当たることはありませんか?
そして今仕事をしながら生きづらさを感じていませんか?それは実は自閉症スペクトラムが原因かもしれません。
本書には具体的な事例がたくさん載っていますので、それを読めば実際にどうゆう症状がでているのかがわかります。
とても読みやすく、そして具体的ですのでひょっとして自分もそうかもと思っている方は一度読んでみることをお勧めします。


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2018年01月21日

読後感想 「数学入門」 (ちくま新書) 小島 寛之 (著)

数学を学びなおすのにお勧めです。
一見簡単な内容に見えますが、高校の数学から大学で学ぶ抽象数学への橋渡しをする稀有な入門書だと思います。
手を動かす本格的な数学書に行く前にこの本を読んでおけば、自分がどこに進もうとしているのかよくわかりスムーズに数学へとどっぷりつかることができます。
また、そこまで数学を学ぼうと思っていなくてもエンジニアや普段少しでも数学的なものに接する仕事をしている方が教養として知っておくと仕事の幅と深さが広がると思います。

posted by ぼようち at 20:38| 東京 ☀| Comment(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする