読後感想「あなたはどこで死にたいですか? 認知症でも自分らしく生きられる社会へ」 小島 美里／著

あなたはどこで死にたいですか?――認知症でも自分らしく生きられる社会へ - 小島 美里

前半は多くの具体的な事例を出して介護の実情について説明しています。

後半は現在の介護制度の問題点や改善点についての提案に割かれています。

気になった部分のメモ。

サ高住は、安否確認と生活相談がついたバリアフリー仕様のアパート。
小規模多機能というのはあまり知らなかったけどうまく機能すればいい制度だと思いました。

読後感想「母さん、ごめん。 ５０代独身男の介護奮闘記 ２」グループホーム編 松浦晋也 著

母さん、ごめん。2 ― 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編 - 松浦 晋也

介護に携わる人に大変お勧めしたいです。
きれいごとではなく本音で語る松浦さんの語り口はまさに奮闘する姿をありありと表現しています。
介護というのはきれいごとだけでは語れません、実際やった人ならわかりますが体力も精神力も物すごくそがれていきます。
介護自殺や介護殺人という悲劇的な事件もありましたが、今でもそれはいつ起きてもおかしくないです。
ただ徐々に介護施設や介護保険制度の充実とともに介護は家庭から社会へと移っていき社会全体で介護を支えるという方向に進んでいるのは朗報です。
ただし今後の少子高齢化で社会にも余裕がなくなりさらに独身や子供がいない世帯、一人暮らしの老人も増えてきたときに家庭にすら介護の担い手がいない事態が多数発生すると思われます。
松浦さんはご自分の母親のことを書いておられますが、独身60代の松浦さんが介護に対してどのように準備してその時に備えているのかそこをもう少し書いて欲しかったです。

読後感想「一流の頭脳」 アンダース・ハンセン／著

一流の頭脳 - アンダース・ハンセン, 御舩由美子

運動をすると集中力が増す、不安やストレスが減る、記憶力、創造力が増す、知能が高まる。
そして気持ちが晴れやかになり、認知症の予防にもなる。

読後感想「発達障害の人が見ている世界」岩瀬 利郎／著

発達障害の人が見ている世界 精神科医が伝えたいADHD、ASDの人との付き合い方 - 岩瀬 利郎

ADHDの人は衝動性や多動性がある、ASDの人は変化を嫌ったり感覚過敏がある。

こういう特性は多かれ少なかれ誰でもありますが、脳の障害としてこういう特性を持っている人が一定の割合で社会には存在します。

そういう人達が生活や仕事の中でどんな問題に遭遇し、本人たちはどう感じているのかを分かりやすく書いてあります。

自分の子供、職場の同僚や部下がADHDやASDだと思ったら本書を読めば対処法や接し方が明確にわかります。

読後感想「1%の努力」 ひろゆき著

１％の努力 - ひろゆき

いまいろいろ話題になっている、ひろゆきの本を読んでみました。

この本はひろゆきの生い立ちからなぜ今のような思考や行動の仕方になったのかひろゆき自身の原点を語っています。

人生論としても読むことができます。