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2022年10月23日

読後感想「母さん、ごめん。 50代独身男の介護奮闘記 2」グループホーム編 松浦晋也 著


介護に携わる人に大変お勧めしたいです。
きれいごとではなく本音で語る松浦さんの語り口はまさに奮闘する姿をありありと表現しています。
介護というのはきれいごとだけでは語れません、実際やった人ならわかりますが体力も精神力も物すごくそがれていきます。
介護自殺や介護殺人という悲劇的な事件もありましたが、今でもそれはいつ起きてもおかしくないです。
ただ徐々に介護施設や介護保険制度の充実とともに介護は家庭から社会へと移っていき社会全体で介護を支えるという方向に進んでいるのは朗報です。
ただし今後の少子高齢化で社会にも余裕がなくなりさらに独身や子供がいない世帯、一人暮らしの老人も増えてきたときに家庭にすら介護の担い手がいない事態が多数発生すると思われます。
松浦さんはご自分の母親のことを書いておられますが、独身60代の松浦さんが介護に対してどのように準備してその時に備えているのかそこをもう少し書いて欲しかったです。

posted by ぼようち at 15:07| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読後感想 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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