読後感想「静かな人」の戦略書 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法」 ジル・チャン著

静かな人＝内向型の人が会社の中でどう生きていくかがよくわかった。

「静かな人」の戦略書: 騒がしすぎるこの世界で内向型が静かな力を発揮する法 - ジル・チャン, 神崎 朗子

読後感想「株式投資の未来」 シーゲル著

株式投資の未来〜永続する会社が本当の利益をもたらす - ジェレミー・シーゲル, 瑞穂 のりこ

成長の罠　成長してる企業への投資リターンは冴えない
成長セクター投資に潜む罠に注意
新規銘柄はすでに高い
新技術で注目されている銘柄はすでに高い
長期投資のリターンの最大の源泉は配当だ
ハイテク企業、電気通信企業は運用成績上位20銘柄に1社も含まれていない
PERが低い銘柄の方が運用成績がいい
ヘルスケアと一般消費者財、生活必需品のリターンが高い
食品、飲料、タバコ、石鹸、バス・トイレ用品、日用雑貨のような生活必需品セクターは今後も卓越したリターンをもたらす
3ケタのPERは避ける
配当再投資がリターンの97%を生み出した
生産性の向上の利益を得るのは消費者で、投資家ではない
株式の実質リターンは6.5- 7%
急成長国の銘柄には手を出すな
夢を語る企業は投資家を失望させる

読後感想「もう悩まない耳鳴りに勝つ方法 10の真実が勝利へのカギ」

もう悩まない 耳鳴りに勝つ方法: 10の真実が勝利へのカギ - 山田 浩之, 新田 清一

耳鳴りで悩む人は絶対読んだ方がいいです。耳鳴りって治るということが分かります。

薬は意味ないそうです。

耳鳴り専門の耳鼻科で診てもらい、相談する必要があることが分かりました。

読後感想「あなたはどこで死にたいですか? 認知症でも自分らしく生きられる社会へ」 小島 美里／著

あなたはどこで死にたいですか?――認知症でも自分らしく生きられる社会へ - 小島 美里

前半は多くの具体的な事例を出して介護の実情について説明しています。

後半は現在の介護制度の問題点や改善点についての提案に割かれています。

気になった部分のメモ。

サ高住は、安否確認と生活相談がついたバリアフリー仕様のアパート。
小規模多機能というのはあまり知らなかったけどうまく機能すればいい制度だと思いました。

読後感想「母さん、ごめん。 ５０代独身男の介護奮闘記 ２」グループホーム編 松浦晋也 著

母さん、ごめん。2 ― 50代独身男の介護奮闘記 グループホーム編 - 松浦 晋也

介護に携わる人に大変お勧めしたいです。
きれいごとではなく本音で語る松浦さんの語り口はまさに奮闘する姿をありありと表現しています。
介護というのはきれいごとだけでは語れません、実際やった人ならわかりますが体力も精神力も物すごくそがれていきます。
介護自殺や介護殺人という悲劇的な事件もありましたが、今でもそれはいつ起きてもおかしくないです。
ただ徐々に介護施設や介護保険制度の充実とともに介護は家庭から社会へと移っていき社会全体で介護を支えるという方向に進んでいるのは朗報です。
ただし今後の少子高齢化で社会にも余裕がなくなりさらに独身や子供がいない世帯、一人暮らしの老人も増えてきたときに家庭にすら介護の担い手がいない事態が多数発生すると思われます。
松浦さんはご自分の母親のことを書いておられますが、独身60代の松浦さんが介護に対してどのように準備してその時に備えているのかそこをもう少し書いて欲しかったです。

読後感想「一流の頭脳」 アンダース・ハンセン／著

一流の頭脳 - アンダース・ハンセン, 御舩由美子

運動をすると集中力が増す、不安やストレスが減る、記憶力、創造力が増す、知能が高まる。
そして気持ちが晴れやかになり、認知症の予防にもなる。

読後感想「発達障害の人が見ている世界」岩瀬 利郎／著

発達障害の人が見ている世界 精神科医が伝えたいADHD、ASDの人との付き合い方 - 岩瀬 利郎

ADHDの人は衝動性や多動性がある、ASDの人は変化を嫌ったり感覚過敏がある。

こういう特性は多かれ少なかれ誰でもありますが、脳の障害としてこういう特性を持っている人が一定の割合で社会には存在します。

そういう人達が生活や仕事の中でどんな問題に遭遇し、本人たちはどう感じているのかを分かりやすく書いてあります。

自分の子供、職場の同僚や部下がADHDやASDだと思ったら本書を読めば対処法や接し方が明確にわかります。

読後感想「1%の努力」 ひろゆき著

１％の努力 - ひろゆき

いまいろいろ話題になっている、ひろゆきの本を読んでみました。

この本はひろゆきの生い立ちからなぜ今のような思考や行動の仕方になったのかひろゆき自身の原点を語っています。

人生論としても読むことができます。

読後感想「スマホ脳」

スマホ脳（新潮新書） - アンデシュ・ハンセン, 久山葉子

皆さん気づいたら20分毎にスマホを見てませんか？

ツイッターやフェースブック、LINEの通知がくるたびにスマホを見てそのまま気になるニュース記事に飛んでまたLINEに戻り、ツイッターをつらつらと眺め、とずっとそうやって時間を過ごしていませんが。

そしてそれをしないと不安になってきます。

その理由を本書は、人間の進化の過程で脳が獲得した狩猟採集時代を生き残るための特徴と結びつけて説明しています。

食べ物がない、いつ外敵や仲間から殺されたり攻撃されるかわからない、そういう時代を生き抜いたご先祖様はちょっとした変化に非常に敏感に反応しすぐ不安になり、生き残るために新しい情報を常に探し、仲間が何を考えているのか、自分が仲間に気に入られているかを常に気にして生き残ってきました。

その脳の特性をスマホはうまく利用して、ユーザーをスマホから離れられなくしているのです。

いつも不安だ、孤独を感じる、物事に集中できない、何もしていないのに時間があっという間に過ぎている気がする、そういうことに悩んでいる人は、ぜひ本書を読んで欲しい。

忙しい方は244ページからの”デジタル時代のアドバイス”だけでも読むときっと人生変わりますよ。

読後感想「ソニー再生 変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」 」 平井一夫／著

うーん、なんか日記みたいな本でした。

自分の人生記録的なものを出版したということでしょうか。

ソニー再生　変革を成し遂げた「異端のリーダーシップ」 (日本経済新聞出版) - 平井一夫

読後感想「みんな山が大好きだった」 山際淳司／著

みんな山が大好きだった - 山際 淳司

年末年始休みの読書です。

前から読みたかった、アルピニストたちの山への想いとその最後の話。

皆なにがしか社会に違和感を感じ、その違和感を消すために山に登ったのか。

すさまじい山への情熱と、圧倒的な自然の美しさや厳しさを感じられる一冊です。

読後感想「「文章術のベストセラー１００冊」のポイントを１冊にまとめてみた」藤吉豊／著

「文章術のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。 - 藤吉 豊, 小川 真理子

文章は決してうまくないと自覚してます。

そこで、少しでもましな文が書けるようになりたいと思い本書を手に取りました。

文章術のポイントが細かい項目に分けられて解説されています。

しかも個々の説明がそれだけで単独で読み切れるように独立しているので読みやすく記憶に残りやすいです。

接続詞の使い方のコツや「は」と「が」の使い分けなどとても勉強になりました。

デジタル時代になり、メールやブログ、友人とのLINEのやりとり、SNSと以前より文章を書く機会が増えています。

本書を読んで、わかりやすく伝わる文章を書けるようになれば読む人も書く人ももっと活発に楽しくコミュニケーションできるようになると思います。

読後感想「陸軍登戸研究所の青春 秘話」 新多昭二著

タイトルは登戸研究所（現、防衛装備庁）とあるが実際は戦中戦後のエンジニアの生きざまと思いが率直に描かれている。

著者のすごいところは常に技術の未来を冷静に見据えて、その予想がことごとく当たっていることである。

おそらく人望も厚い人なんだろうなと思う。

戦中の悲惨な話も悲壮感はなく淡々と客観的に記述されているのは著者が一流のエンジニアだからなのだろう。

内容は現代にも十分通じるので、ぜひエンジニアの皆さんにお勧めします。

秘話 陸軍登戸研究所の青春 (講談社文庫) - 新多 昭二

読後感想「ＳＯＮＹ平井改革の１５００日」

ソニーって東大とか京大の人ばかりかと思ったらそれほど偏差値高くない私大の人とかも出世しているんですね。

いいのか悪いのかはわかりませんが伝統的な大企業とは違いますね。

SONY 平井改革の1500日 - 日経産業新聞

読後感想「その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません」 時田ひさ子／著

その生きづらさ、「かくれ繊細さん」かもしれません - 時田ひさ子

前から自分は繊細さんだという自覚はあったのですがそれと同時にずれも感じていましたが本書を読んで自分はきっと「かくれ繊細さん」だとわかりました。
例えば、一番欲しいものが言えなくて、きっとみんなが自分はこれということを期待しているだろう物を言ってみたりする、という部分などうなずけます。
他にも本書で書かれていることは確かに自分に当てはまります。
一つ疑問なのは、かくれ繊細さんんどうしってほんとに仲良くなれるのだろうか？ということです。
多分私は一生理解者が出てこないんだろうなと思います。
もう一つ感じたのは、かくれ繊細さんは会社では出世しないだろうなということです。出世する人のしりぬぐいみたいな仕事ばかりして縁の下の力持ちになりスポットらいとを浴びることはない。
また、スポットライトが自分にあたろうとすると自分から逃げてしまうだろうと思う。

読後感想「視力を失わない生き方」 深作秀春著

視力を失わない生き方 日本の眼科医療は間違いだらけ (光文社新書) - 深作 秀春

網膜剥離や目の病気などで手術が必要な可能性があるなら、いい眼科にかからないと失明する。

目の手術は能力の高い目の外科医にやってもらわないと失明してしまいもとには戻らない。

この本を読んで大学病院の眼科がいいわけではないと分かりましたし、技術が大切だと分かりました。

読後感想「50代からのプログラミング 未開の能力を発掘」 高橋与志著

在宅勤務で時間ができたけど何やろうかと思っている50代、60代の方、定年になり時間もできたし何か新しいことやりたいと思っている方にお勧めの1冊です。

図解 50代からのプログラミング --未開の能力を発掘♪ - 高橋与志

読後感想「脳が冴える15の習慣」

仕事に慣れてきすぎたり、目標や情熱を失いかけている50代以降の方にお勧めの本です。
脳を再びクリアにする15の方法がわかりやすく書いてあります。

脳が冴える１５の習慣　―記憶・集中・思考力を高める　生活人新書 - 築山 節

読後感想「「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本」

繊細さんって何だろうと気になって手に取りました。
いわゆるHSPのことを肯定的にわかりやすく表した言葉が「繊細さん」と言うことだそうです。
読み進めていくとこれって自分のことではと言う部分が多くて驚くとともに、今までなんでしんどかったのかと言う謎が解けてもっと早くこの本と出会いたかったです。
そうか、無理しなくていいんだ、自分の気持ちに正直にしていればいいんだと思いながら読んでいくと、付箋だらけになりました。

読後感想「明香ちゃんの心臓 東京女子医大病院事件」

東京女子医大で起きた幼い女の子の死亡事件の話です。
医師二人が逮捕されるという衝撃的経過をたどりましたが、
そのうちの一人の医師が無罪となったようです。その医師は今クリニックを開業しているようです。
法的には無罪かもしれませんが、人道的にはどうなんだろう。医師を続けているというのが信じられません。
東京女子医大はこの事件の後も、事故が絶えない感じですね。
女子医大病院や女子医大の体質でしょうね。